松山観光ガイドその8~ハイカラ通り・案内図~
松山観ボランティアガイド江藤です。
いよいよ道後温泉本館へと向かって行きましょう。
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この入口から入ってすぐの右手に案内図があるので、ぜひご覧ください。
この案内図は道後温泉本館へ行く道を
ピンク色で示していますが、
この道をハイカラ通りと呼んでいます。
明治27年に現在の建物に建て替えられたときには
周りに高い建物はなくこの本館が3階建の建物で目立っていました。
そこで周りの人々はビルディングが出来たと云ったものです。
そして左側の3人のユニフォームを着た人は
この3人が松山出身の世界的に名を知られている人だといわれています。
秋山好古は日露戦争で世界最強と言われていたコザック騎兵隊を撃破した人、
秋山真之は日露戦争で世界最強と言われたバルチック艦隊を撃破した人、
正岡子規はその名を知らない人がいないくらいの近代俳句の父です。
そしてこの3人が来て着ているユニフォームは
襟の高いユニフォームになっていますが、
当時この襟の高い服が流行していたんですね。
それで当時モダンな服をハイカラともてはやしたんです。
高い襟すなわちハイカラーだったわけです。
このピンクのこの通りもモダンだったのでハイカラ通りと呼ぶようになりました。
ハイカラ通りはアーケード街になっており、
お土産屋や食事処が並んでいます。
チョンミョンソク先生の箴言
大きい仕事をするためには、
「明け方の時間」を使いなさい。
力を使う知恵、時間を使う知恵、
力を蓄える知恵、時間を蓄える知恵だ。
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