松山観光ガイドその43~松山のうまいもの(1)鯛めし~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
前回の記事はこちら
松山のいろんなガイドを聞いて頂きました。
そろそろお腹も空くでしょうから、ここからは松山のうまいものを紹介いたしましょう。
まずは「鯛めし」です。
松山の鯛めしには2種類あって、お好きな方を選んでください。
一つ目は北条鹿島地方で見られる鯛めしで、米の上に昆布を敷きその上に鯛を丸ごとおいて炊き上げるもので、昆布と鯛のうまみがご飯に混ざり合う豪快な炊き込みご飯です。
神功皇后が朝鮮に出陣する途中この地方の鹿島神社で必勝を祈願した際、漁民が献上した鯛を鯛めしにし、神に献上したと言い伝えられています。
二つ目は南予地方で盛んな鯛めしで、丼にご飯を盛りその上に鯛の刺身をぐるりと乗せ、生卵をかけ醤油をかけて食べる豪快な食べ方の、漁師が船の上でつくったものと伝えられ豪快に食べられています。
平成19年(2007)の資料によると、愛媛県は鯛の全国年間生産量約7万1千トンのうち約4万トンと、全国の半分以上の鯛を生産しています。
平成2年(1990)から全国第一位となった愛媛県は、それからその位置をずっと維持しており、第二位の熊本県が約10%の生産量ですから、他県を大きく引き離しています。
愛媛に来たら、ぜひ鯛を味わって頂きたいものです。
チョンミョンソク先生の箴言
必要なことだけふさわしくしよう。
肉で分かったら正しく分からない。
神のように生きなさい、御子のように生きなさいということだ。