松山観光ガイドその50~今治タオル~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
今回は「今治タオル」のご紹介です。
松山市のすぐ東隣に今治市があって、今治市は120年もの間タオル産業が受け継がれてきたタオルの一大産地です。
ここには糸を紡ぐ工場、糸を染める工場、タオルを織る工場など200社もの工場があって
糸さばき、織りの技術、染料の調合、染の技術などタオルづくりの職人の技とこだわりが積み重ねられてきました。
(日本最大のタオル産地 今治
今治タオルの歴史は、明治27年に阿部平助氏が綿ネル機械を改造して、タオルの製造を開始したことから始まります。現在は繊機台数 約4000台(能力換算)、従業員数 約3000人、年間出荷額 約500億円で、全国生産の60%を占めています。質量共に日本一を誇り、日本国内はもちろん世界各地で愛用されています。)
(このマークは、四国最大のタオル産地、今治のメーカーをとりまとめる「四国タオル工業組合」が付与します。独自の品質基準に合格した、高品質のタオル製品であることを保証するマークです。)
今日の世界に知られるようになった今治タオルは「安心・安全・高品質」なジャパンクオリティの代表製品として、特にそのやわらかさと吸水性の高さは注目を集め、海外の展示会などでも注目を集めています。
今治タオルは独自の品質検査をしており、例えば今治タオルの最大の特徴である「吸水性」を保証するため「5秒ルール」があり、タオルを水に浮かべて5秒以内に沈み始めるかどうかを検査し品質保証の一つの基準にしています。
「やわらかくて、風合いが素晴らしく心地いい、使っていても体を拭くという感覚ではなく、肌に当てるだけでタオルが水気をどんどん吸い取る」というお客様の感想がその人気に現れています。
今治タオルの品質保証としてロゴマークが張ってありシンボルマークとして有名になっています。
松山のロープウェイ通りには「伊織」という今治タオルの専門店があります。
お土産にぜひ、おすすめです。
チョンミョンソク先生の箴言
考えの次元を上げなさい。
そしてその次元の高い考えをもって行うことで
その次元に属して生きなさい。