松山観光ガイドその26~四国名城松山城(10)屏風折れの石垣~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
前回の記事はこちらです。
10.屏風折れの石垣
この桜並木の通路から右手の広場には「よしあきくん」人形があり、
ここから天守を見上げるのがビューポイントの3番目になります。
↑よしあきくんです。
この広場の左手には東屋があり、ここから石垣を見下ろすことができます。
この石垣を上から見ていただくと石垣の「そり」がよくわかりますね。
石垣の下部はゆるいそりですが上部はそりかえっていますね。
敵が攻めてきてこの石垣を登ろうとすると下部はなんとか登れそうですが上部にいくと落っこちるように造られていますね。
さらにこのお城の石垣は直角直線の組み合わせではなく「屏風折れ」の造りになっていて、この出っ張ったところから
こちらの引っ込んだところを狙い撃ちできるような構造になっており、これを「屏風折れの石垣」と呼んでいます。
このお城は全周このような手の込んだ造りになっていますが、一度も使ったことはありません。
チョンミョンソク先生の箴言
三位一体が行われたら、世の中が止めても、不信しても、患難と迫害があっても、
必ず壮大に成される。