愛媛観光案内!松山の歴史探放記

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松山観光ガイドその29~四国名城松山城(13)大天守~

松山観光ボランティアガイド江藤です。

前回記事はこちら

 

ehimehistory.hatenablog.com

 

13.大天守

 

それでは大天守に入ります。

この地下蔵の入口から中に入り、ロッカーに靴を入れ、スリッパをはいて階段を上ります。

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木製の階段は傾斜が50度あって登るのが大変です。昔は女性は天守に登らなかったので、男だけの社会ですからこれで良かったのですね。

一段登ったところが一階で下は地下蔵でした。

一階の回廊をまわりますが、松山城の歴史が展示されています。

 

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こちらは城下町の地図です。

よく見ると、住んでいた人の名前が書かれており、住所録のようなものと言えるでしょう。さらに詳しく見ると、名前が書かれている向きがいろいろになっています。

これはその家の玄関の方向を示しているそうです。

 

 

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こちらは加藤嘉正が着用した甲冑です。腕に刀で切られたような跡が残っていますね。

 

 

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こちらは、本壇の設計図です。松山城天守閣は三層(三階建て)になっていますが、その時の設計図です。一層ずつ設計図が重ねられていますね。私はこれを3D設計図と呼んでいるのですが、当時としてはかなり画期的だったのではないかと思われます。

 

チョンミョンソク先生の箴言

 

若者たちが<新しい時代>を探し、新しく行く。

年をとったら、若者たちの手にひかれて行かなければ<新しい時代>に行けない。

 

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