「チョンミョンソク先生」との出会い~その2~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
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3日目、朝早く月明洞に着きました。
もう先生は多くの人を指揮して八角亭の池の工事をしておられましたが、作業を急いでおられました。
しばらくして先生が急に作業指揮を止めて、誰かゴルフカーを持って来いといわれ
すぐに車が届きました。そして私を助手席に、娘を後ろの席に座らせると、ご自分がハンドルを握って月明洞観光に出発しました。
(普通に考えると誰かに観光ガイドやらせてご自分が作業指揮を続けるようにするでしょう)
展望台、ソンファンダン、先生のお父上の墓所などを回って山から下りて更に岩の造景、祈りの洞窟などを回りました。それぞれの地点で下車して先生が詳しい経緯を具体的に説明され、その壮大さに驚き、先生の熱意に打たれました。
まさに、この時の先生の熱意ある説明こそが、私の松山ガイドのお手本となり、
今までそのような思いでガイドを続けて来ることができたのです。
4日目は大屯山(テドゥンサン)に行きました。先生の所に朝早く伺ったらテドゥンサンを案内しましょうと若い男の子二人と女の子二人を呼んで細かく指示をされていました。
車でテドゥンサンの登山口まで行き、急な山を登りましたが、私たちにそれぞれタオルを手渡しこの端を掴んで下さいと言われ、若い子二人がそれぞれ交代で引っ張ってくれました。
どうやら先生がそこまで細かく指示されていたんですね。そして私たちも先生がお祈りされていたという岩の上でお祈りしましたが清々しい気持ちになりました。
先生が案内して下さった岩の造形「野心作」(現在の姿)
「野心作」(開発途中の姿)
池の八角亭と御子愛の家(引き上げ記念館)
チョンミョンソク先生の箴言
<月明洞自然聖殿>は「神様の構想どおりに開発」した。
だから山を一つもなくさず、必要なものを作り、岩ももっと運んできて置き、
松の木やさまざまな木をもっと植え、もともとなかった湖と滝を作り、
芝生の聖殿を作り、運動場と散策路と建物などを作った。
そうしたらもっと美しく、見た目もよく、使いやすくなった。
<月明洞自然聖殿の野心作>も、先生が責任を負って、
「なんとしても完成させよう!ほかの人たちが途中でやめても私が完成させる!」と思って、5回崩れても、また石を立てて完成した。
<自然聖殿全体>をそのような気持ちでそのように開発した。