松山観光ガイドその48~砥部焼~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
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松山市のすぐ隣に砥部という町があり、ここは砥部焼の産地として有名です。
砥部焼は6~7世紀の頃の須恵器の窯跡が多数発見されており、このころからこの地方では焼き物づくりが盛んだったようです。
江戸時代からこの地で産出する砥石用の石が伊予砥と呼ばれ磁器の原料として生産されるようになりました。
しかしこの白磁の砥部焼が簡単にできたわけではなく、何代にもわたって技術を積み上げ、230年前現在の白磁の技術に到達しました。
それ以来技術の改良を重ね、近年は若い作家や女性作家により、伝統的な砥部焼の技術に個性が加わった作品も多く登場し、現代的焼き物になってきました。
最近は多くの窯元の作品を扱う大型店の出現で、自分好みの作品が見つけられるようになりました。
砥部焼の特徴はぼってりとした白磁に呉須と呼ばれる顔料で描かれたシンプルな模様が映える、丈夫で実用的な飽きのこない美しさが魅力です。
また、砥部焼体験コーナーを併設したセンターもあり、お客様に好評です。
素焼きの皿やコップに好みの絵や文字を自分で描き焼き付けてもらうもので、焼き付けに時間がかるため作成してから1か月後位にご自宅に自分の作品を宅配便で送ってくれます。
チョンミョンソク先生の箴言
罪を認め、告白しなさい。これが悔い改めだ。
一人で義を積んで決心して悔い改めてはいけない。
御子の肉に隠さずに
自分の罪を認め告白することが悔い改めだ。