松山観光ガイドその5~ゆげたばし~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
前回記事はこちら
本日はゆげたばしの紹介をします。
ほとんどの人が見逃してしまうような
小さな石の標識が小川の辺に残されています。
これには「ゆげたばし」と彫り込んであります。
その昔さぎ石があった温泉(池)には湯面に木製の桁が組んであり、
この桁の一つひとつの間に人々がお湯に入っていました。
この桁が沢山あってこれを「伊予のゆげた」と言って
有名になっていました。
その「源氏物語」の中に「伊予のゆげた」という
言葉が出てきます。
しかし、この中では数の多いことの代名詞として使っています。
伊予の湯桁(いよのゆげた)
【連語】
…物の数が多いことのたとえ
(伊予の道後温泉は湯桁の数が多いので)
*「大辞林第三版」より
紫式部が道後まできたわけではなく一般的に使われていた数の多いことの代名詞として使っています。
それにしてもそのころから道後温泉は有名だったのでしょうね。
この弓桁に渡る橋がこの辺りにあったようです。
この大和屋の写真を見ると湯桁を
チョンミョンソク先生の箴言
次元を上げる時は正しく知らなければならない。
正しく知ったなら、根気強く行うことだ。
途中でやめたら、失敗したのだ。