松山観光ガイドその5~ゆげたばし~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
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本日はゆげたばしの紹介をします。
ほとんどの人が見逃してしまうような
小さな石の標識が小川の辺に残されています。
これには「ゆげたばし」と彫り込んであります。
その昔さぎ石があった温泉(池)には湯面に木製の桁が組んであり、
この桁の一つひとつの間に人々がお湯に入っていました。
この桁が沢山あってこれを「伊予のゆげた」と言って
有名になっていました。
その「源氏物語」の中に「伊予のゆげた」という
言葉が出てきます。
しかし、この中では数の多いことの代名詞として使っています。
伊予の湯桁(いよのゆげた)
【連語】
…物の数が多いことのたとえ
(伊予の道後温泉は湯桁の数が多いので)
*「大辞林第三版」より
紫式部が道後まできたわけではなく一般的に使われていた数の多いことの代名詞として使っています。
それにしてもそのころから道後温泉は有名だったのでしょうね。
この弓桁に渡る橋がこの辺りにあったようです。
この大和屋の写真を見ると湯桁を
チョンミョンソク先生の箴言
次元を上げる時は正しく知らなければならない。
正しく知ったなら、根気強く行うことだ。
途中でやめたら、失敗したのだ。
松山観光ガイドその4~さぎ石~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
前回記事
足湯の近くに何でもない石が飾られていますが、これをさぎ石と呼んでいます。
昔、この広場は池だったんですがその池を埋め立てて
このように人々が集える場所になっています。
しかし、そのもっと前はこの場所は温泉だったのですね。
この池に流れ込んでくるお湯を貯めて
お湯の池だったといわれています。
今から3000年位前の話ですが、
この池の真ん中にこの石があってある時
足を怪我したさぎが飛んできてこの石に止まり、
けがをした足を何度もこのお湯の池につけて
けがを治して飛び立って行ったというのです。
この話を聞いた人たちが、
それは人間にもいいんじゃないかということで
この池を温泉として利用はじめたという伝説が
伝えられています。
これが道後温泉の始まりだと伝えられており、
道後温泉は3000年前からある温泉と言われています。
本日のチョンミョンソク先生の箴言
昨日よりも今日はより理想的な方法で
いっそう次元の高い人生をなし
今日よりも明日はより理想的な方法で
いっそう高い次元に至るように
明日のことを明日に求めないで
いつも今日のうちに明日のことを考え
築いていくべきである。
次回記事
松山観光ガイドその5~ゆげたばし~
松山観光ガイドその3~足湯~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
からくり時計の隣には足湯があります。
今から10年位前(2017年現在)地方再生の一環として
設置されたもので、無料でお楽しみいただけます。
この足湯のお湯は道後温泉本館から引いているもので
42~43度のお湯が出ています。
お湯の出口の湯釜は現在道後温泉本館の湯口に
設置されている湯釜の先代にあたるもので
今から120年くらい前(!)に作られたものです。
この湯釜は中は空洞になっていて
お湯をためて湯口から出すようになっています。
昔は道後温泉も自然湧出温泉だったので
この様な仕組みになっていました。
じつはこの湯釜のもう一つ先代の湯釜が残っており、
この場所から200M位の場所に
「湯釜薬師」として祭られています。
これからご案内します。
本日のチョンミョンソク牧師の箴言
見るとおりに、聞くとおりに
そのまま行ってしまうことが習慣になった
凝り固まった脳をほぐし、呼び覚まし、生かし
発達させなさい。
松山観光ガイドその2~からくり時計~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
道後温泉駅前にある。からくり時計について説明致します。
前回記事
このからくり時計はいまから20数年前、道後温泉本館の建物が
建て替えられてから100年目を迎えた記念に設置したものです。
松山特に道後は夏目漱石の小説「坊ちゃん」で有名になりましたので、
この「坊ちゃん」に出てくるキャラクターが全員現れます。
2階正面が坊ちゃんと乳母のきよさんです。
2階建ての建物が4階建てに伸びるのがビックリですが、
1階は道後温泉本館の男湯になっており、
その中にヒゲのおじさんがでてきます。
このヒゲのおじさんは夏目漱石を表しているそうです。
全員顔を出してから2分間がシャッターチャンスです。
本日のチョンミョンソク牧師の箴言
すべきことは、時間が流れれば流れるほど、やることが難しい。
すべき時間に行うことが最高に易しい方法であり、栄える道だ。
次回記事
松山観光ガイドその3~足湯~
松山観光ガイドその1 ~道後温泉駅前広場・坊ちゃん列車~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
まずは、道後温泉駅前広場からガイドをはじめます。
前回記事はこちら
この写真は「坊ちゃん列車」と呼ばれているミニSLです。
明治の頃に松山市内を走っていた列車ですが、
今から10数年前に忠実に復元したミニSLです。
明治の頃は石炭を焚いて走っていましたが、
現代は黒煙を出して走るわけにいきませんのでディーゼルで走っています。
明治の頃に夏目漱石が松山に赴任してきたときにこのミニSLに乗ったことを
小説「坊ちゃん」に書いたことで
後に「坊ちゃん列車」と呼ばれるようになったのです。
この駅前に10分間ほど停車、展示してまたお客様を乗せて
松山市駅まで運行します。
本日のチョンミョンソク牧師の箴言
現在から「未来の行く道」を眺めると、未来が見える。
<現実>は「未来を決定する所」だ。
だから現実が重要だ。
次回記事
松山観光ガイドその2~からくり時計~
初めましてのご挨拶
こんにちは。
四国・松山道後温泉にようこそおいでくださいました。
私は松山市公認の「松山観光ボランティアガイド」をしています江藤隆吉と申します。
私はキリスト教福音宣教会(摂理)で神様の御言葉を学んでいます。
人生も80代に差し掛かりましたが、教会の人の勧めで
私が知っている松山の観光情報や歴史を文章に残していくことにしました。
私が観光ガイドを始めたきっかけは、鄭明析(チョンミョンソク)先生に
故郷をご案内して頂いたことです。
チョンミョンソク先生は、初めてお会いした時に故郷である
月明洞(ウォルミョンドン)を直接、観光案内をしてくださいました。
その時、私に初めて来たお客として丁寧に詳しく説明してくださいました。
特にその場所その場所に移動して見えていることを細かく具体的に話してくださいました。
私はこのときの感動を忘れずにそれ以降20年近くボランティアガイドとして
同じ方法でお客様にガイドしています。
チョンミョンソク先生に感謝します。
次回から、一か所ずつ皆さんをご案内いたします。
どうぞ最後までお付き合い願います。
そして是非、松山に直接いらして下さい。
その際には、松山の魅力をたっぷりガイドさせて頂きます。
また、松山は「絵手紙」発祥の地です。
私は18年間絵手紙を描き続けています。
チョンミョンソク先生の箴言に、季節の野菜、果物、花の絵を描いた色紙、
掛け軸の作品も合わせてご紹介したいと思います。
<チョンミョンソク牧師の箴言>
人間は<考え>通りに行うようになる。
だから、<考え>がすばらしくあってこそ、<行ない>もすばらしい。
次回記事 松山観光ガイドその1~道後温泉駅前広場・坊っちゃん列車~