松山観光ガイドその35~四国名城松山城(18)天守閣最上階・北側~
松山観光ボランティアガイド江藤です。
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天守閣のてっぺんに登ってきました。
最上階は海抜160m位あって360度すばらしい眺望です。
まず北側からの眺めですが、遠くは瀬戸内海で天気の良い日は島々の向こうに広島の山々が見えます。
加藤嘉明はこのお城をつくる際、部下を集めて討論会を行いました。テーマは「敵は誰か、どこから攻めてくるか」でしたが、
その時の結論は「敵は広島の毛利だろう。毛利が攻めてくれば船であの港に入るだろう」というものでした。
そこで嘉明はあの港が見えるこの場所に、この高さでお城を作ろう決めました。
また、あの港からここまで5km位ありますが、途中に7曲がりという仕掛けをつくりました。
道路を7つに曲げて、その1曲がりに何人の兵が入るかをあらかじめ調べて置き、敵が上陸して攻めてくるとき何人位とすぐに分かるようにしました。
今ではまっすぐな道路になってしまいましたが。
チョンミョンソク先生の箴言
<福音>で「救い」が始まる。<福音>は「嬉しい知らせ」だ。
<福音>を伝えることで、命たちを死亡から命へ導き出す。